雑談9割、仕事1割

今日は週2回のメンターとの同行日。
早くも同行するようになってから、3か月が経つ。
会話の内容もようやくわかるようになってきたし。
何をどうすればOKなのかというコツをつかめてきたような気がします。
基本的に一緒に営業している際に、メンターは仕事の話はほとんどしません。
もちろん75歳という年齢であるがゆえに、細かい仕事の話ができないという理由もあります。
それでも大きい枠での仕事の話をしようと思えばできるのに、一切しない。
たいてい趣味や健康といったあたりさわりのない雑談や、相手がプライベートで困っている部分を
聞き出そうとします。
僕も以前の会社に入社した当時、先輩に会社を売り込む前に自分を売り込めなんて言われて、
飲みに行ったり、遊んだりということもしましたし、それが今の人脈形成に大きく影響してるとは思います。
ただわかっていてもサラリーマン人生が長くなると、会社や客とのパイプ役のシステムも理解して、
ある程度ドライっていうか、そこまで雑談するのは時間の無駄じゃないかってのどっかで感じています。
新人時代のガツガツ感ってのもどっかに置き忘れてきたのではって思うこともしばしばありますしね。
メンターの凄いとこは、やっぱりぶれないってことです。
自分の営業スタイルをいつ確立されたのかは分かりませんが、少なくとも20年ぐらいずっと同じスタイルで
やってきたように思えます。
雑談ってのは、本当に横で聞いている分には眠かったりしますが、
いざ話すってなると、博学でないと、数分しか持たないと思います。
よく地名、特産物、宗教、政治、ゴルフ、スポーツ、ってのは新聞を読んでいて、知識としてストックできますが、大事なのは体験談です。
実際、旅行でもなんでも現地での体験をしていないと、説明をして相手に共感してもらえることもないですからね。
そういう意味では、どれだけ仕事以外で遊んでいるは重要です。
しかし、遊ぶといっても毎回違うことをしないと意味ないでしょうね。
僕もプライベートが忙しい時期ではあるけれど、ちょっと無理してでも新しい遊びに取り組んでおかないと
いけないなって思います。
それが結局は仕事にも相乗効果を与えることになりますしね。
雑談ありきの営業を素直に一度やってみる、否定から入るのでなく模倣から入ることが重要だと思います。
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